イメージコンサルタント・宝石鑑定士・ジュエリーデザイナーがあなたの個性美を引き出します。自己演出を追及するパーソナルジュエリー、思いをカタチにする記念日ジュエリーのオーダーメイド。

Jewelry

  ジュエリー ジュエリー ジュエリー ジュエリー ジュエリー

  ジュエリー ジュエリー ジュエリー     ルース

人が主役

ジュエリーは長い歴史を経て、さまざまな用途のもと多様化し、
純粋に身を飾る装飾品として収斂されました。

ジュエリーを身に着けることは、まさに光と色を纏うこと。

同時に、人々はジュエリーに心を映し
思いを託してきました。

多様な用途の名残りが、ジュエリーにさまざまな物語を
今なお与えて続けています。

そこには、栄枯衰退する文明を受け継いだ先人達の生活様式だけでなく、
歴史と伝統の中に育まれてきた技術と精神が込められています。

宝飾品が小さな美術工芸品と言われる所以でしょう。

地球からの贈り物である宝石への憧れと、
人に潜在する可能性(美しさ・希少性・耐久性=宝石の定義)を
感じるからとも言えるでしょう。


人と宝石はよく似ています

  • 美しさ
    原石は、人の手や外的要因によって磨かれてこそ、キラリと光る宝石となります。
    人も、原石としての美しさと、磨かれてこそ光る潜在的な美しさを秘めています。

  • 希少性
    同じ宝石が二つと無いように、人もまた、同じ人間はいません。
    宝石の同一性を証明する際、俗にキズと呼ばれる「内包物」が
    大きな決め手になるのですが、人が内包するものも一人一人異なりますよね。

  • 耐久性
    装着に耐えうることが、宝石には求められます。
    人も痛みに耐えうる力を持ち、それを輝きに変えることが出来ます。

地球からの贈り物である宝石には、
何一つ欠点の無い「完璧」という言葉は
当てはまりません。
キズの無いエメラルドを探すのは、欠点の無い人間を探すようなものだ
とも言われます。

原石も磨かれてこそ輝くように、個々の美しさは
初めから全て顕現しているわけでもないのです。


冒頭の写真は、全てダイアモンドです。
どれも美しいですが、あなたが惹かれる光はどれでしょうか。

カラードストーンになると、これに色も加わります。
(ファンシーカラーダイアモンドについては、またの機会に・・・)

光と色(色相・明度・彩度)とが複雑に織り成す美しさの
バリエーションは無限です。

その一つ一つ異なる魅力が、人の目と心を捉えます。

一瞬で心を奪われたり、じわりじわりと心に沁みこんできたり、
また、時間の経過が新たな魅力を気付かせることもあるでしょう。

ジュエリーは人の内外に光を届けるメッセンジャー。


ところで・・・
かつて、ダイアモンドを磨くことは不可能とされていた時代があります。


出会いの奇跡

15世紀半ば。オランダに、ひとりの若い宝石職人がいました。
彼は真面目でとても腕の良い職人でしたが、その生活はとても貧しいものでした。

そんな彼が、恋をしました。
相手は、雇い主である師匠の娘です。身分違いの恋でした。
言い出せるはずもなく、ひたすらにただただ思いを募らせる日々。

しかし、彼女への愛は彼に勇気を与え、ある日、師匠にこう願い出ました。
『どうか、彼女を私の妻に・・・』

純粋な彼の思いに心を打たれた師匠ですが、貧しい彼では
娘の将来に不安は拭えません。
しかし腕の良い職人である彼の誠実さを思うと無下にも出来ない、
そこで師匠は、彼に難題を課しました。
彼の思いを上手に断ち切らせるためにも。

『もしもダイアモンドを磨くことが出来たなら・・・』

当時は不可能だとされていた事です。
しかしダイアモンドを磨けたら彼女と結婚できる、彼は真剣に考えました。

どうすればダイアモンドを磨けるのか、
ではなく、
どうすれば彼女と結婚できるのか、を。


  最も硬いダイアモンドなら、
  最も硬いもので磨けば良い、
  それは、ダイアモンドだ!

彼の思いは、本物でした。
本質を見抜く力を持っていたのです。



その後、彼の恋が実ったことは言うまでもありません。

宝石職人としてもさらに腕を磨き、彼の研磨技術は後にダイアモンドを
王室の婚約指輪の座にまで押し上げました。
19世紀に入ると、一般の人々にもダイアモンドの婚約指輪は
普及しました。

彼の誠実で献身的な努力が実を結んだ愛の奇跡は、
21世紀の今もなお、静かに根底を流れているのです。


たからもの

ジュエリー業界に入り20年、人とジュエリーとのさまざまな
出会いに立ち合わせていただきました。

  • 愛の証として
  • 頑張った自分へのご褒美に
  • 子供の誕生や成長を祝って
  • 故人を偲んで
  • 両親の記念日に感謝を込めて
  • 自分を表現するために etc...

ジュエリーとの出会いは、
手にした時の自身の思いや、贈り主の思い、大切な人との絆が
紡いだ軌跡です。

そして、ジュエリーそのものの価値を超える、人の心が
ジュエリーを宝物にする奇跡を生むのだと私は思います。


powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional