イメージコンサルタント・宝石鑑定士・ジュエリーデザイナーがあなたの個性美を引き出します。自己演出を追及するパーソナルジュエリー、思いをカタチにする記念日ジュエリーのオーダーメイド。

Mariage

マリアージュ

“Mariage(マリアージュ)”とは、「結婚」を意味するフランス語です。
そしてもう一つ、「融合」の意味も持っています。

互いの良さを引き立てあう、
相性の良い組み合わせ。

出会い  そこには、キラリと光る幸せな出会いがあります。

異質なもの同士が出会い、
一つにとけあい、
また新たに異なるものを生み出す。

そして育んでいく。

  • その始まりが、お客様の得た幸せな出会いであること
  • プロセスを経て、お客様が幸せな出会いを得ること

そのお手伝いをし、
実現させていくことが私の仕事であり、
さらに追求していく目標です。

そのための感性を磨いていくことにも、努めてまいります。


“Mariage”への道のり

実店舗でのお客様は、おそらく多くの方がご存知だと思いますが、
マリアージュ・オオヒラの前の弊社屋号は、オオヒラです。

その前は、大平時計店です。

その前は・・・
自宅の勝手口を入った先にあるガラスの引き戸に
『いらっしゃいませ』のシールが貼ってあって、そこを入った一角が、最初のお店。

そこが、お店と言えるのか・・・創業者である祖父が作業する(修理机がある)場所でした。
お客様をお迎えしていた場所です。(いらっしゃいませが屋号の代わりでしょうか)

ここまでご存知の方は、もう少ないと思います。
なにせ60年以上前の話ですから。

さらにここで、
多分、もっと知られていない屋号があります

そう言う私にも実のところ、知らないことがあって
それは、本当の、創業年。
父が生まれた1948年にお店を出した、のは知っているのですが
伯母たちの話では、そのもっと前からだそうです。

言い訳ですが、
・・・聞く前に、祖父母も両親も亡くなったものですから。

『聞いとけば良かったなぁー』
という申し訳ない思いと、

『亡くなるの、早すぎっ!!』
とツッコミを入れたい思いの両方です。

あなたにも私にも、母体に宿った時から誕生を待ち望んでくれた両親が居て、
その両親を生んだ二組の両親も居て、その二組の両親にもまた二組の・・・が、必ず居る。

これを読んで下さっているあなたのご両親も
どのように出会って、あなたが誕生する日をどのように迎えたのでしょうか。
この機会に、聞いてみてはいかがですか?
あなたの知らない事、あるかも知れませんよ。

人にも生まれる前から歴史があるのですよね・・・

と、話が脱線しましたので、戻します。

多分もっと知られていない屋号の話でした。

正式なものではなかったと思います。
オオヒラとマリアージュ・オオヒラの間に
ほんの少し、存在していました屋号。

それはある日、お店の入口右手の壁に、
英字のロゴ看板となって現れました。

オオヒラの前に何か付けたくて
おそらく父が付けたのだと思われます。

それを私が見たのは、当時住んでいた大阪から帰省した時。

そのロゴの前で、立ち止まってしまった私に
(察したのでしょう)
父が、言いました。

もっと良いのがないか、考えてみて』と。

うーん・・・分かった・・・考えてみる・・・』と、私。

父は真面目な人でした。
誠実でお客様からの信頼も厚かったです。
(これは、父が亡くなった事で私が大阪から実家に戻った後、お客様の多くが
言ってくださり、知ったことです。娘はあまり働く父を知らないものでしょうか。)

この屋号はちょっと・・・と思いながらも、

父が、お客様をどう思い、お客様とどう向き合っているかを
当時18歳の私でも、なんとなく理解する事が出来ました。

  • 当店のお客様は、人として成熟した大人である。
    当店に対しても、当店の商品・サービスに対しても
    厳しい目を持っている。
    そのお客様からの信頼を大切にして、父は働いている。

子供の頃を思い出してみると

お店が、父母とお客様とが過ごす大切な場所であることは
肌で感じていました。

お客様が連れて来られたお子さん用にビデオ(当時は)を
観るコーナーもあったのですが、
私たち姉妹には、
父母とお客様の大切な空間、邪魔しちゃいけない
特別な空間、そんなふうに記憶が残っています。

そんなことを思いながら、
その日はそのまま大阪へ戻りました。

18歳の私(ピカピカの社会人1年生)でしたから
どこまで理解できていたかは大きな疑問ですが、
それほど間違ってもいないと思います。

オオヒラの前に、何か付ける。何か、良いのを。

これは宿題となりました。

そのまま月日は流れ、年月も流れ
・・・
父も亡くなり
・・・
私はその宿題のことを、忘れてしまいました。


そして
あの日から
5年ほどが経った頃のこと。

オオヒラが法人化することになりました。


ここでやっと、私は宿題の事を思い出しました。

法人化の手続きは着々と進んで行っています。
今度はもう、完了させなくちゃいけません!!

名前を付けるという事の意味、
そして実際に何を付けるのか、

真剣に考えました。
色々な言葉も思い浮かべようとしました。

しかし。。。

コレだというのが浮かばない・・・。まずい!


焦りながらも、当時通っていたフラワーアレンジメントのスクールに
出掛けて行きました。
これも予定に入っているんだから仕方ない、と足取り軽く♪

大阪へ向かう新幹線の中でも
教室へ向かう難波のビルの間でも
キョロキョロと何か良い「文字」を探すけれど
見つかりません。(他力本願)

レッスンが始まっても上の空です。
『早く文字が溢れている場所に出て行きたい!』

と、その時
“Mariage(マリアージュ)”
って誰かが言いました。

スクール仲間の声です。
よく聞き取れなかったけれど、なんだか良い響きです。

彼女(声の主)の傍に寄って行って、
もう一回言ってもらいました。
そして意味を教えてもらいました。「結婚」、と。

私は知らなかったのですが、
フラワーアレンジメントもブライダル業界ですから
お花屋さんで働いている彼女たち生徒の多くは
よく使う言葉のようでした。


これだ、頂き!

こうしてやっと、「なにか良いの」がオオヒラの前に
付きました。(いかがでしょうか?)

結局、父の生きている間には出来ませんでしたが
それに他力本願でしたが

この宿題は、
当社のベースにある思いを言葉にした「なにか」であり、

それを真剣に考えている間に

目にしたであろう沢山の文字、
耳にしたはずの沢山の言葉や響き、を

私が受け継いできた思いや私自身の思いによって
ふるいにかけ、その結果、

この“Mariage(マリアージュ)”という言葉と
当社のベースにある思いが、融合したのだと思います。

私がお客様を幸せにすることが出来るとは思っていません。

けれど、お客様が、
幸せな出会いを得て、“私ブランド”を創造したい
と、願われるなら

心を込めて、そのお手伝いをさせていただきます。



そしてお客様に、当社との出会いもまた
幸せな出会いだと思っていただけますよう
努めていきたいと思っています。




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